【30代】個性を活かして自分らしく生きる!

美容師歴15年とあるサロンの店長をしているHITOMIが営む雑記ブログです。

社員が「辞めたい」と言ってきた時の店長としての対応

こんにちは、店長のHITOMIです。

 

まさかブログ2回目にしてこんなお題が付くとは思いませんでしたが

一年目のスタッフが「辞めたい」と申し出てまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

店長としての経験「社員が辞めたいと言ってくる」

 

 

一昨年の5月から店長に就任して、2年4ヶ月目にして初!「辞めたい」

ネット予約を確認している時に女子スタッフが 

「本日、お話ししたいことがありますのでお時間いただけませんでしょうか」

と改まった言葉で声をかけてきました。

 

(おお、これはもしやアレじゃないか、、、)

(やっぱりちょっと指導がキツかったのか)

(いやもしかしたらオメデタとか。。。)

 

と考えを巡らせながら、ちょっとヤキモキしながら朝から夕方近くまで

忙しいサロンワークをこなしていました。

 

やっと客足が途切れた16時頃。

彼女を個室に呼び出し、話を聞く。

 

(すんごい緊張してるんだろうな〜、、、)

 

とこちらがちょっと緊張しながら向かい合い

「はい、どうしたの?」

 

、、、、涙

「実は辞めたいと思っています」

 

 

 

(おおおおおやっぱりきたかこのシュチュエーション!)

 

 

 

 

店長としての私の対応。

 

 

はい、店長に就てから初めての「スタッフが辞めたいと言い出した」です。

私がサロンワーク中に考えて決めていたことは

 

・相手の意見を尊重して基本的に止めない

・もしサロンや上司に対するクレームなら改善をこちらから提案する

・慰めて欲しい系ならその場をなんとなく丸く収めて、私より優しいスタッフに慰めをお願いする

 

 

相手の意見はキチンと聞く。立場は関係ない。

まず相手がきちんと考えて、筋道を立てて説明してきた場合

基本的には相手の意見を尊重して止めません。

会社として考えたら、、あまり良くないのかもしれませんが、

私自身が過去に3店舗経験しているというのもあるし、

若いうちに色んなことにチャレンジするべきだと思います。

目の前のスタッフの幸せを考えると、止める理由は無いという持論です。

結局、その選択がスタッフの思ってた未来でなかったとしても

それはその子に必要な体験だったのでしょう。

 

 

クレームはしっかり受け止める。

これもよくある話ですが、部下からのクレームを受け付けない上司もいるようです。

なあなあに丸め込んで黙らせて、なんとなく無かったことのようにする。

これは根本的な解決にはなっていません。そうなった瞬間に部下は

「あ、ここの会社はもうダメだな」と決定づけます。

どんなにビックリするような些細なことでも、当事者からすると一大事のこともあります。

部下を部下と思わず、お客さんだと思って対応するとこちらの選ぶ言葉も変わります。

まずは何を言いたいのかの本質を見極めることと、第三者の目で判断すること。

 

 

役割ごとに仕事を振る。

今の現場で私は優しい言葉慰めの言葉はほとんどかけませんw

今は社員育成の風潮として、なんとなく若い子に合わせている感がありますが、合わせませんw

ただこれは始めがとても肝心で、入社当時からハッキリさせておく必要があります。

よく終礼でも「優しくはしません。必要なことを話します。」や

「変わろうとか成長しよう、と本気で思う人しか変われません。

先輩が出来ることはアドバイスなどでキッカケを作ることだけです。」

という話をして、脳みそに「甘えられない」と刷り込む必要があります。

私は「ハッキリ言う」店長として刷り込んでいます。

甘やかしてあとあとしんどい思いするのは彼らだから。

ですが、キツイ先輩だけだとさすがに息がつまるので、

やんわり優しく甘えさせてくれるのが私より上手なスタッフに

「さっきあの子にこう言ったから、フォロー頼みます!!」とお願いしています。

 

 

本音を言うと甘ったれた後輩のご機嫌をとるのが不可能だからw

ですが、その子もまだ成長過程でしょうし、キツイこと言われて変われる人間もいれば

支えられて少しずつ成長する人間もいると思うので、その機会だけは奪わないように。

 

 

 

 

結果としては、スタッフの意見を尊重しました。

 

話している内容も理解できたし、初めからアイリストになりたかったようです。

アシスタントとしてはサロン内で1番優秀だっただけに

サロンとしてはけっこうな痛手になるとは思いますがw

まあそこは個人の能力を上げていくしかないですね!

 

 

自分の人生は自分で決めて、幸せになってほしいと思います。